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万ヒットから「自分の声ソフト」
お話し「
Pod
」が
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万ヒットを達成しようとしていたころ、音声合成システムを一緒に普及させましょうという話が持ち込まれた。
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ブックランドが声の分野にも積極的に取り組んでいるところが見込まれたらしい。
単なる音声合成ではない。それぞれの人の声をそのまま再現しまう、いわば「自分の声ソフト」である。
人の声の忠実な再現は見果てぬ夢だった。研究者ならば、だれでも人間の声を再現したい、その技術を実用化したいと考える。
だが、それが思いのほかに難しかった。
人の声というのは、その人の顔、鼻、口の形から始まって、共鳴する身体によっても異なる。その時の気分によっても、話すときの状況によっても、その人の年齢によっても変わる。それが人によっても違ってくる。
ある程度、人の声をコンピュータで合成して発声できるようになっても、文章を読ませるというのは一苦労だ。日本語の文字、とくに漢字にはルビを振らなければならないほど様々な読みがある。いかに賢いコンピュータでも、小学生並みに間違いが多い。古い文体の日本語はとても読めない。
それでもコンピュータを動かすICチップの速度が高まってきたことで、これまでは長時間かけてもシステム化できなかった人の声を比較的に短時間で解析して、その人にそっくりの声が出せるようになった。一人ひとりの声について、異なる音質から声紋、抑揚をそのまま再現できるようになったのだ。
わたくしはデジタルラジオ構想を進めるなかで、コスト削減のためには音声合成の声を使わなければならないだろうと考えて、何社かの音声合成技術を実際に聞いたことがある。今回、メーカーから持ち込まれた業務提携の話ではこの経験が役立った。サンプルの音声を聞いてみると、「自分の声がつくれます」というふれ込みを信じていいだけの音質があった。
かくて「自分の声ソフト」のプロジェクトが動き出した。まだ助走段階だが、まもなく全貌が明らかになる。
一皮むけた音声合成技術は、これからの社会を豊かにするのに大いに役立つだろう。声帯がなくなっても、自分の声のデータベースを作っておけば、それを通じて自分の声で会話したり、電話さえできる。鬼籍の人になっても、家族に自分の声で語りかけることができるだろう。病気で声帯をなくして不自由な人とその家族には大変な福音であるに違いない。
しかし「自分の声ソフト」には、それ以上のすばらしい使い方が、いくつもあるとにらんでいる。ブログを自分の声で伝えるのもいい。インターネットが使える環境ならば、いつでもどこでも自分の声で話せるという技術の用途は、どこまでも広がるだろう。
世の中を変えるのは、いつだって技術なのだ。
念のため
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ブックランドで利用を呼びかけているコピーを、以下にお伝えしておこう。
「娘には父の声 息子には母の声」
自分の声出版ソフト発売開始
声帯がなくなり声が出なくなっても安心です
コンピュータが人間の声を覚えて、そっくりの口調で語りはじめました。音質もイントネーションも肉声さながらです。
“声のそっくりさん”は音声合成技術の進歩で誕生しました。自分の声を吹き込んでコンピュータにしっかり覚えさせれば、知らない人にはどっちがどっちだか分からないほどです。
e
ブックランド
はこの技術を開発したメーカーと業務提携して「自分の声出版ソフト」の発売を開始しました。
「自分の声出版ソフト」(
以下 自分の声ソフト
)には、次のような様々な使い方があります。 ぜひ、ご利用ください。
問い合わせ先は Tel: 03-5930-5663
◎病気や事故で声帯を失った方 突然 声が出なくなった方
こんな発明がもっと早く欲しかった、と嘆くのは喉頭がんで声を失った方かもしれません。しかし自分の声を吹き込んだ昔のカセットテープやCDのような音源があれば、コンピュータに覚えさせて「自分の声ソフト」を作ることができます。そうすれば
a)
自分の書いたものを「自分の声ソフト」に読ませて、自分の声で朗読することができる。孫に童話を読んで聞かせることもできます。
b)自分の声で話しがしたいときは、パソコンで言いたいことを打ち込むだけで抑揚までも同じように、日々の用事を自分の声で話すことができます。それならば家族も友人たちも悲しみが薄らぐことでしょう。
◎咽頭がんなどの病気で、声帯と発声が危ぶまれる方
まだしっかりした声が出せるうちに、「自分の声ソフト」を作っておきましょう。そうすれば、実際に声帯がなくなったときと同じように、なんらかの方法で自分の声が出せるし、人と自分の声で会話ができます。そこから安心が生まれ、精神的にも落ちつくことでしょう。
◎亡くなった後の家庭や子どもたちが心配な方
早めに「自分の声ソフト」を作っておくことをお薦めします。息子や娘たちは、お父さんやお母さんが子どもたちに書き残したものを「自分の声ソフト」を使って繰り返し聞くことでしょう。
「娘に贈る父の声 息子に遺す母の声」が「自分の声ソフト」のスローガンです。懐かしい声に子どもたちは襟を正し、孫たちも声を聞いて「おばあちゃん、いつ帰ったの」と目を丸くします。これ以上の遺産はありません。
◎自分史などの作品の自分の声出版
声のデータベースを持つ「自分の声ソフト」は疲れを知りません。どんなに長い作品でも、デジタル文字であれば読み上げてしまいます。自分史を自分の声で読ませて“自分の声出版”したり、CDにしたり、名作の自分の声図書館さえもできるでしょう。
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ブックランド
の音声ダウンロード有料販売サイト「お話しマルシェ」にいくつも登録することができます。
◎社長訓示と社史の読み上げ
これも「自分の声ソフト」の利用法の一つです。社内放送で音声合成の社長訓示を流しても、本人の声でないとはだれも気がつきません。
社長はだれだって忙しい。外国にいても社長の訓令が社内に響けば、会社の経営は万全です。
長い会社の物語も立志伝も、社長の肉声さながらの声で読み上げれば、感動を呼ぶのです。
◎文字のブログから声のブログへの転換
ブログを書いている人は、「自分の声ソフト」で毎日のブログを音声化して、声のブログサイトに掲載できるでしょう。それが朗読であれば、
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ブックランド
の朗読ボランティア全国ネットワーク「お話しPod」でのポッドキャスティングに参加することも夢ではなくなります。
◎場内アナウンスやラジオ・テレビ番組
音声合成の声はすでに一部の公共の場で利用されているのですが、あまり知られておりません。「自分の声ソフト」でその場にふさわしい人の声を作ってアナウンスすれば、さらに雰囲気はなごみます。アニメのキャラクターの声はもちろん、ラジオやテレビ番組でも「自分の声ソフト」は活躍して、将来は無人のお天気番組などが制作されるかもしれません。
このほかにも「自分の声ソフト」の使い方は色々あるでしょう。みなさんも新
しい用途を考えてお知らせください。そして、ご自身の「自分の声ソフト」
を持つことをご検討ください。
声は個性に通じて、なくて七癖、だれにも独特な語り口があって複雑です。こ
のため開発にはとても長い時間がかかりました。しかしシステムはついに完成
して、1時間から数時間分の音声データがあれば、どんな人の「自分の声ソフ
ト」でも作れるようになりました。
「自分の声ソフト」は本邦初の発明だけに、各人の声のデータベース本体の構
築費として約100万円(分割可)かかります。決して安くはありませんが、こ
の万全の備えがあれば人生を豊かに安心して過ごせます。
自分の声出版や「自分の声ソフト」に関心のある方、もっと詳しく知りたい方、
早速に購入をご希望の方は、自分の声プロジェクトチームまでご連絡ください。
Tel: 03-5930-5663 Fax: 03-3333-1384
2007/2/12記
追記 自分の声ソフトは「Polluxstar」と命名されて、商標登録されました。
by
Sanshiro
更新:2007/12/02 05:20 作成:2007/02/15 08:18