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読者のなかには「どこかで聞いたことがあるぞ」と記憶をたぐった人もいるのではないだろうか。橋下徹大阪市長の大阪維新の会が、船中八策にちなんで 8 項目の政策案を発表( 2 月1 3 日)したときである。

 

それもそのはず、 e ブックランドでは去年の 1 2月の段階で谷明氏著の「成熟時代―これから百年の日本」を電子出版して以来、「これは現代の船中八策である」とみなさんに広報している。

 

著者の谷明さんは、共同通信の記者だった。激動の中東の要、エジプトのカイロ支局長、冷戦終焉のころのローマ支局長を歴任した。最後は坂本龍馬の故郷、土佐の高知支局長まで勤めるなど、内外に取材したベテラン・ジャーナリストだ。

 

定年退職後は広島の実家に帰って大学講師などをしていたが、昨今の日本の体たらくをみるにみかねて筆をとったという。高知支局長のポストにあったということで、龍馬の船中八策を念頭に日本改造計画を書き始めたところ、思いのほかぐんぐんと筆が進んで 300 ページを超える大作になった。

 

著者によれば、日本再建には以下の8項目を実現しなければならない。

1)     有縁社会=コミュニティーの再生

2)     安全社会=大震災を超えて

3)     教育社会=次世代の育成

4)     長寿社会=人もモノも長持ち

5)     近接社会=歩ける暮らし

6)     楽園社会=美しい国土の復活

7)     和風社会=伝統文化への回帰

8)     成熟社会の世界戦略=日本モデルの提示

 

くわしい内容は、 e ブックランドの登竜門で無料でダウンロードができる「成熟社会」を読んでいただきたいが、著者の内外での取材と深い思索を映して追随を許さない文明評論になっている。

 

一方、橋下大阪市長の維新の会の船中八策「維新8策」のほうは、生々しい政治の課題そのものだ。道州制、参議院廃止、憲法改正の評決方法の改正などなど、8策のどれもが政治的流血なしには済まない内容のものだ。

 

維新の会の船中八策については、 3300 人を超える緯新政治塾への応募者とともにさらに練って具体的な選挙公約(マニフェスト)として打ち出されることになる。日本の政治を根底から変えるテーマばかりで、既成の政党からは袋叩きに遭うこと必至だが、だからこそ大阪でのダブル選挙の結果のように支持を集めることが予想される。

 

谷氏と橋本市長の船中八策の内容は異なるとはいえ、期せずして坂本龍馬の船中八策にちなんだ政策提言が打ち出されたのは、世の中がそれほど乱れて大改革を望む声が満ち満ちてきたということだろう。

目の前の政治課題をならべる大阪維新の会のみなさんには、ぜひ、人間のありようまでも見据えた「成熟時代」の船中八策を読んでもらいたいものだ。紙の書籍は3月1日に出版になる。

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発売日の 3 月1日夕、日本記者クラブで谷明氏の「成熟時代」出版記念パーティーが開催された。発起人はかつてエジプトのカイロで一緒に仕事をした新聞やテレビの記者仲間である。サダト暗殺やイラン革命などの大事件をくぐり抜けた戦友たちの結束はいまなお固い。

 

開会のあいさつをした日本経済新聞の元カイロ特派員、岡島稔さんは「現代の船中八策を掲げて谷明新党を立ち上げたらどうか」と煽り、カイロのみかローマでも一緒で著者とは無二の親友だった元読売新聞記者、故藤原和彦夫人の宏子さんが「夫に代わって・・・」と乾杯の音頭を取った。

出版記念パーティーの写真アルバムはこちらからどうぞ。
http://www.e-bookland.net/campaign/seijukushakai_party.html



作成:Sanshiro 2012.02.14 更新:2012.03.08

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