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ネット利用に遅れた東北が情報途絶に苦しむ

 

商用で新宿駅に向かい、京王電鉄の改札口を出たところで大揺れに見舞われた。天井が落ちるのではないかと思われるような揺れが数分も続いて、ホッとしたのもつかの間、こんどは電車も動かなければ、携帯もつながらない。

 

こういうときはインターネットだと、新宿西口のヨドバシカメラに行ってみた。案の定、パソコンがインターネットで地震情報を伝えていた。一目みただけで、大揺れは 3 11 三陸沖地震のせいであり、大きな津波が予想されているということが分かった。

 

状況がわかれば次の行動は簡単だ。電車が止まった新宿駅は刻々と混乱がひどくなっている。さっさと仕事をあきらめて、徒歩で杉並・久我山の e ブックランドに向かって歩きだした。

 

被災地ではいまだに情報不足が続いている。これが被災者を打ちのめしている。 情報のブラックアウトほど人間を苦しめるものはない。

 

避難所からの中継をみて残念に覆うのは、パソコンを抱えて情報を入手している人々の姿がほとんどみられないことだ。電気が使えない、電池がない、また携帯の中継基地が壊れてそれも使えないのだから、パソコンだって同じことなのかもしれないが、携帯電話と同じように電波で作動するパソコンだってある。

もっとインターネットを使い慣れていれば、途絶した情報の真っ暗闇のなかの精神的な苦痛、不安は相当に緩和されるとみている。

 

しかしながらこうした願いはかなわない。現実には東北6県のITリテラシーは、とても低い。 e ブックランドへの出版の問合せや電子出版の申し込み件数からみると、東北地方は全国でも最も低い。北海道や九州地方よりも反応が弱いのだから、被災地ではパソコンの利用など考えつく人さえ少ないだろうとみている。

 

わたくしは山形県の米沢盆地の出身だから、東北地方の人々のネットへの無関心が気が気ではなかった。生家にいって調べてみれば、家の前の県道には光ファイバーが引かれていて、使えないではないが、それは幹線道路に細いラインが1本、ひかれているという程度で、全体としては地域全体には行き届いていないというか、広範に普及させようという意思が感じられない。

 

地域のコミュニティ、隣近所のお付き合いという村の構造が残っているところであり、余計な情報ルートなどうるさいと考える住民が多いせいもあるに違いない。このように利用する人が少なければ、できる人も少ないから、パソコンによる情報伝達もろくに行われない。そんな東北で大災害がおきて、人々は情報不足に苦しむことになった。

 

これからはいよいよ復興のことを考える段階にはいる。低コストで大きな効果をあげるには、あらゆる方面でインターネットを駆使するほかはない。復興計画の基本の一つには、情報インフラの整備は不可欠であり、急務だろう。

 

インターネットの普及を視野に、 e ブックランドは個人の創作活動を応援する電子自費出版で表現の場を格安で提供してきた。幸いにして個人向けの電子出版はいよいよブームになって、軌道に乗ってきている。

 

こんどは「 e ブックランドガイド」( e-Bookland Company Guide )を立ち上げて、法人向けの電子出版と広報活動のビジネスを始める。ネット時代に出遅れている中小零細の会社や小さなお店にも、昔の電話帳感覚で参加していただく。ホームページも社史などの電子出版でパワーアップして、広く深く、広報宣伝の実をあげていただきたいと考えている。

 

被災地のお店や会社にも参加を呼びかけるつもりだ。どんな小さな店にも、会社にもドラマがある。それを受け継いで、これからまた歴史を築いて行こうではないか。

 

 

 

作成:Sanshiro 2011.03.20 更新:2011.03.26

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