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政府が電子書籍について考える懇談会(3月
17 日)を開いた。文部科学省、経済産業省、総務省3省合同というものものものしさである。懇談会がどのような報告を6月にまとめるかはまったく分からないが、どう転がるにしてもとても大事だと思うので、わたくしなりに場外から提言しておこう。   



わたくしは電子書籍のビジネスを始める前に、2冊の本を書いた。『ネット敗戦――IT革命と日本凋落の真実』(
KK ベストセラーズ刊)、『ブック革命――電子書籍が紙の本を超える日』(日経BP社刊)である。『ネット敗戦』では当時の政府自民党と官僚たちが、インターネットの登場に無知で、無策であったために、インターネットで武装したアメリカの攻勢の前に完敗しただけでなく、赤字国債をむやみに発行して時代遅れの景気刺激策を繰り返し、今日に至る近代国家史上、最悪の累積債務の山を築いていることを指摘した。

 

『ブック革命』ではまだ元気が残っていた日本のメーカーが繰り出した電子書籍端末の可能性を、環境問題も含めて考察した。そしてこれが縁になって、 2004 年夏、ソニーから BBeB という新開発のフォーマットの使用許可を得て電子出版社 e ブックランドを立ち上げた。ソニー自身が大手出版社と商業出版の本の電子化をするというので、幸か不幸か、自費出版を手掛けることになった。電子ブックというエンターテインメントを盛んにして、遅れているインターネットの利用を少しでも日本に広めようとしたのだった。

 

それから6年、改めて思うことは、インターネットに秘められた威力には恐るべきものがあるということだ。世界各国をいよいよ一つに結びつけるようになっただけでなく、地球の経済地図までを塗り替えつつある。

 

日本でも 21 世紀に入って、インターネットをないがしろにしたことが反省されて、 2001 年からIT基盤整備計画( e-Japan 計画)が進められ、さらに 2005 年からは「いつでも、どこでも、だれでも」がインターネットにアクセスできるユビキタス計画( u-Japan 計画)が推進されてきた。

 

この意味ではそれなりに頑張ったといえるが、日本には既得権益者がいる。また自立を回避したがる国民性が個人情報保護を隠れ蓑に息を吹き返している。このために逆戻りすることが少なくなく、インターネットの普及率は 75 %にとどまり、 2010 年の実現を目指した高速ネットワーク社会像はほとんど頓挫している。ネット普及率では世界でまだ 15 番目辺りをうろうろして、その結果、昔ながらの社会インフラとネットインフラの二重のコストがかかる状況が続いて、日本は高コスト体質から抜け出せないでいる。

 

一方、インターネットは社会基盤整備が遅れていた途上国で、驚くべき効用を発揮して、中国、インドはもとより、何 10 年たっても近代的な生活は無理だろうと思われていた後発の国々までが目覚ましい経済的発展をみせている。経済的に遅れていたことがむしろ幸いして、究極の省コストのツールであるインターネットを基盤にしたビジネスをまっさらから立ち上げることができたからだ。加えて人件費が安いから国際競争力はほとんど無敵である。

 

この攻勢に、EU(ヨーロッパ連合)は加盟 27 カ国に高速インターネット網を張り巡らす計画を打ち出した。アメリカのオバマ政権も改めて全土に 100 メガの高速インターネットを普及させるとつい最近、発表したばかりだ。どの国も地域も、国運を賭してインターネットの普及に取り組んでいる。

 

電子書籍の取り扱いにはこうしたグローバルな視座が欠かせない。国策があるとすれば、それは電子書籍のための 技術開発をもっと自由に、盛んにして、インターネットをさらに普及させるためのものでしかないはずである。

アメリカではアップル社の株価が急騰している。4月3日の本国での発売を皮切りに、世界中で新しい読書端末、iPadを発売するという発表を好感してのことだが、日本では電子書籍の取り扱い方如何で、逆に兜町の株価の足を引っ張ることもあり得る。

日本はこうしたディバイスを受け入れて電子書籍を世界中で読めるようにするのかどうか。それは日本が世界に開かれた国になるのか、それともまたも鎖国をするのか。そのICT(情報通信技術)政策はどのようなものになるかを占うものとして、世界中が凝視している。懇談会の行方には国運がかかっているといっても過言ではない。

******* 

しばらく社長ブログをお休みしていた。iPadの登場で始まった電子書籍ブームで忙しすぎた。

ただ、5月に書いたこのコラムは間違っていないと思う。景気は相変わらず低迷しているどころか、さらに落ち込みをみせている。

この根底にはとても大きな理由が潜んでいるとみている。それは、いつまでたっても人の後ろに隠れてもの言わぬ日本人のスタイルである。ICT政策の遅れはこうした日本人に引きずられているところもあるのであって、楽観できない日本の景気、経済の先行きはいわば自業自得なのだろう。


作成:Sanshiro 2010.03.19 更新:2010.10.01

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                            eブックランド 横山三四郎
作成:Sanshiro 2010.03.18 更新:2010.03.27

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