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グローバル化は科学技術とともに

 

何が人や社会を変えるのか。 人の志もあるけれども、最近、 それはなによりも技術であり、技術こそが人と社会を変え、技術が進歩するから人と社会が変わるのだという思いを強くするようになった。

 

グローバル化にしても同じことがいえる。飛行機のような高速移動と通信手段が発達したから、私たちも、社会も、ここまでグローバル化している。

 

100 年前、人々は前世紀末の内燃機関の発明とその革新に夢中だった。船、自動車がエンジンで動くようになり、飛行機までが空を飛ぶようになった。アメリカのライト兄弟が初めて飛んだのは 1903 年だった。

 

『星の王子さま』の著者、アントワーヌ・ド・サン = テグジュペリも空を飛ぶという熱病にかかった 1 人で、ついには郵便を運ぶ飛行機のパイロットになって、アフリカへ、南米へと向かう。危険極まりない飛行機乗りについて書いた小説『夜間飛行』は大ベストセラーになり、香水「 Vol de Nuit (夜間飛行)」までが作られ、いまなお世界中の女性に愛用されている。

 

サン = テグジュペリは 1944 7 31 日、コルシカ島からドイツ軍占領下のフランスの偵察飛行に出撃したまま帰らぬ人となったが、 2004 年春、 60 年ぶりに搭乗機がマルセイユ沖に沈んでいるのが確認された。

 

その搭乗機ロッキード社のP‐ 38 型ライトニング機は高度 6000 メートル以上を高速で飛べる当時の最新鋭機で、南太平洋のブーゲンビル島上空で日本帝国海軍の山本五十六司令長官の乗った飛行機を上空から襲って撃墜( 1943 4 月)したのは同型機である。太平洋戦争で日本は技術の遅れのために敗れたことを象徴する出来事だった。

 

初期の飛行機ブームから 100 年、いま、世界を覆っている熱病はインターネットである。 核戦争の勃発時に負けないよう ICBM (大陸間弾道弾)の発射の瞬間を探知するために開発された技術で、地球を1秒間に7回半回る光のスピードで伝わる電気信号を使う。このためインターネットは距離と時間をなくしてしまう。

 

核は、使えばやられるので戦争を不可能にした究極の最終兵器とされる。それをいうならばむしろインターネットこそは究極の不戦のための技術ではないだろうか。世界中の民族と社会が瞬時に結ばれるようになって、日本も鎖国しての見ザル、聞かザル、言わザルはまったく不可能になった。

          

           (「 グローバル教育通信」( 2009 11 月号)に書いたコラムの転載です)

作成:Sanshiro 2009.11.07 更新:2009.11.16

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