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時代の終わり それから


麻生首相の生まれ故郷、福岡県で講演をしたことがあった。会場は北九州市だったから、麻生首相の選挙区(福岡8区)ではないが、首相就任(
2008 年9月 24 日)から、わずか2週間後の講演( 10 月8日)とあって大きな話題だった。

 

そのころ、自ら政権を放棄した安倍前首相の後継である麻生首相は、ごく短命に終わるだろうという見方をされていたが、わたくしはこのとき「神風が吹きましたね。麻生政権は案外に長期政権になる」と申し上げた。

 

その理由には2つあった。

 

ひとつは降って湧いたようなリーマンブラザースの倒産ショック(9月 15 日)である。アメリカ政府が倒産を放置するというまさかの判断に、アメリカはもとより、世界中の市場で株価が暴落するなど大恐慌前夜さながらとなった。この事態の収拾には長くかかるだろう。これが神風である。

 

短命が宿命とみられた麻生首相には、突然、襲ってきた大暴風雨から日本を守るという大義名分ができた。麻生首相はこれにしがみついてどこまでも自民党政権の維持継続を図るに違いない。

 

「麻生長期政権論」には、もう一つの裏があった。自民党に対する国民の支持が落ち込んでいて、総選挙をすればどうあがいても与党の座から滑り落ちてしまう。このことがあらゆる調査から明らかだった。自民党は、首相がだれであれ、任期満了までしがみつくほかない。これが本当の理由だった。

 

わたくしの話を聞いたみなさんは、いまごろ納得してくださっているに違いない。会場には地元の製鉄所のお歴々が顔をみせていたから、ウソはいわないで済んだと胸をなでおろしている。

 

しかし、その任期も運も使い果たして、いよいよである。政権の延命工作も、浮揚工作も万策尽きた。国民の信を問うという正道を長く踏みにじった結果、有権者の気持ちはますます自民党から離れてしまったようにみえる。果たして麻生長期政権がよかったのか、どうか。このあたりのことは、もはや後世の歴史家が論評するテーマであるに違いない。

 

太平洋戦争に敗れた日本は 1951 年、サンフランシスコ講和条約で再び主権を取り戻した。そのときの首相、吉田茂の孫が自民党政権の幕引きを演じる、というのは、これはやはりなにかの因縁なのだろう。

 

ともあれ、これからの日本はさて、どうなる? それを決めるのは国民だが、これまでと全く異なるのは、それぞれの有権者がインターネットを駆使して、それぞれに情報を入手し、それぞれに判断するようになり、昔に比較してより自立してきた、ということだ。 民主主義の時代に、これが悪かろうはずがない。

 

電子出版社 e ブックランドはそんな時代がくるし、こなければならないとインターネットの普及のために立ち上げたところがある。存在意義はこれから問われるのかもしれない。

作成:Sanshiro 2009.07.04 更新:2009.10.10

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