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メモリーからメディアになったSDカード


電子出版社の e ブックランドが、なぜ、大学受験にかかわるのか・・・と不思議に思う人がいるかもしれない。

 

最初にタネを明かしておこう。

 

ほとんどの人が使うようになった携帯のSDカードは、紙の本やパソコンや携帯そのもののように、新しい表現のためのメディアとして利用できる日は近いとにらんでいるのである。

 

このことは、携帯3社で共通して使えるマイクロSDカードの驚異の容量と機能を知れば、分かってもらえるだろう。 2006 年秋以降、携帯のメモリーとして使われるようになったマイクロSDカードは、幅 11 ミリ、長さ 15 ミリ、厚さ1ミリという極小のチップで、重さはわずかに 0.4 グラムながら、その容量は少し前のパソコンのハードディスク並みだ。 1GB(ギガバイト)で2~3時間の映画を組み込んで観ることができる。

 

docomo  au  Softbank の携帯3社は互いに顧客を奪われることを警戒して、それぞれ別の規格で表示するようにしている。 だから新品のSDカードはどこの携帯でもメモリーとしては使えるけれども、内容を入れたとたん、同じ会社の携帯でしか観れなくなる。

 

このマイクロSDカードを携帯3社で使えるようにしたいと工夫したSEがいた。  最初の動機は、音楽1曲の数分だけしかダウンロードできない携帯の時間制限はなんとかならないものか、というところにあった。 長時間のまとまった朗読や映像に使えないし、電話代もかかる。 それならばSDカードを共通して使えるようにしてしまえと開発に取り組み、今夏、これに成功した。 これによってマイクロSDカードは単なるメモリーから、多くの人が利用できる情報媒体、メディアになったのである。

 

携帯はいまや登録が 1 億人超。パソコンの普及率は 70 %前後だから、マイクロSDカードはCDやDVDをしのぐメディアになったといってよい。 とくに若者たちはこれを音楽や写真のダウンロードにしょっちゅう使っていて取り扱いに慣れている。

 

大学を受験する高校生の携帯保有率は 96.5% という調査結果(青少年教育研究所)がある。 大学の入試広報にはこれ以上の媒体はない。マイクロSDカード には 数時間分の大学に関する映像や文章を組み込むことができる。 入試情報などお茶の子さいさいだ。 装着タイプだからダウンロードの時間制限もなければ、電話代もかからない。

e
ブックランドはこう考えて開発メーカーと提携、これを「携帯で高校生のハートをつかめ」と大学の学生募集の新兵器として売り出した。   携帯で、1人、じっくりと希望の大学のことを観ればますます憧れが募るというものだ。 映画並みの映像で大学のことを知って、こんな大学があったのかと受験を考える高校生もいるに違いない。

 

新入学生のオリエンテーションにもいいし、在学生が肌身離さず携帯に入れて身につけていれば、自分の大学のことをよく知り、誇りをもつことになる。 SDカードの目次から、自らが在籍する学部のホームページに飛んで休講などのリアルタイムの情報を確認することもできる。 「キャンパスSDカード」と命名したのはこのためである。

 

すでにいくつかのマンモス大学は、これまでの大学紹介のDVDを組み込んだ「キャンパスSDカード」のサンプルを制作して、利用場面の検討にはいっている。 大学のなかには予定していたDVDを「キャンパスSDカード」に切り替えたいというところもでてきた。


著作権の保護はパソコンでも携帯画面サイズでしか再生できず、拡大すればぼやける仕組みで守っている。  著作権保護でガチガチにすると使いにくくなって見限られ、衰退してしまうことには前例がある。 SDカードの特性をわきまえて、オープンにしてもいい公けな映像で編集するようにすれば、最先端のメディアとしての威力を発揮する。 知らせたい、知ってもらいたい広報宣伝PRには欠かせないツールになる。 
 

不況で受験料も大変だから、併願する受験生が減ることは目にみえている。 大不況で 資産が目減りしている大学も少なくないようで、受験生獲得が重要になってきている。 学生募集のために急遽、「キャンパスSDカード」の制作を発注する大学も出てきて 2009 年の各地の大学入試説明会ではこれまでの紙の入試資料とならんで、配られる光景がみられそうだ。


勘のいい人はもう察知しているに違いない。 携帯3社対応のマイクロSDカードは「新車SDカード」「名馬SDカード」 etc. と中身を変えて売り出されるだろう。 「○○商店街振興SDカード」というのもいい。 

 

文字と朗読を同調させることができるから、目でも耳でも味わうちょっと贅沢な出版ができる。「携帯カード出版」と称して出版社が紙の本と同時発売することも考えられる。それよりは「携帯メディア出版」「携帯チップ出版」がいいか。 いっそのこと「SDブック」はどうだろう。

名前はまだないが、このメディアは多くの人が使えるだけでなく、真近かで見聞きできるだけにより深く人々の心にしみるものになる。 著作権保護よりも、読まれたい、読んでほしいという自費出版にはとくに向いている。
e ブックランドの著者は作品のデジタルデータを持っているので、いち早く「携帯カード出版」を楽しめる好位置にいるといえる。

eブックランドはこれを近々に実現したいと考えている。



           電子出版社eブックランド 社長 横山三四郎


作成:Sanshiro 2008.11.21 更新:2008.12.02

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