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新春のご挨拶を申し上げます


出版というものはこれまで一般の人々には高根の花でした。 それが時代の技術によってコストが安くなり、だれしものものになりました。これを利用して、多くの人がもっと自由に 書いて 輝くこと、これが e ブックランド の願いです。

 

2007 年には自分の体験を書き残そうとする団塊の世代が多数参加して、 e ブックランド はますますにぎやかになると思われます。光ファイバーの高速インターネット・インフラが日本列島に広く整備されて、作品のダウンロードが速く、簡単になりつつあり、 これも追い風になることでしょう。

 

電子出版でスタートした e ブックランド ですが、紙の本の出版希望者も多く、自然と書籍出版も手がけることになりました。 乗り出してみると、電子出版の技術は書籍にも応用でき、出版費用を大変に安くできて競争力があり、みなさまのお役に立てることが分かりました。

 

さらに民放ラジオ局とのデジタルラジオ研究会は、朗読ボランティア全国ネットワーク「お話しPod」というポッドキャスティング放送に発展し、その流れからオーディオ出版「お話しマルシェ」が立ち上がって、 e ブックランド はいまだかつてない“マルチ出版社”に成長しました。

 

e ブックランド のマルチ出版は相乗効果をもたらして、電子出版とポッドキャスティングでデビューした『永遠という名の一瞬』(十和音 響著)が 3 ヶ月余で 2500 ダウンロードを超えるヒット作になり、単行本にもなってロングセラーをうかがっています。 既刊の作品もいずれマルチ利用されて脚光を浴びるチャンスがあるだろうと思います。

 

e ブックランド はみなさまの貴重な作品がより多くの読者に読んでもらえるよう今年も全力を尽くします。『永遠という名の一瞬』はネット書店アマゾンで中身検索ができるようになりましたが、間もなく始まる Google のブック検索にも参加します。 e ブックランド で出版になる本は、このようなサービスを受けることができます。

 

「まず e ブック、それから紙の本」―を掲げて設立された e ブックランド の本領発揮はこれからです。安く、早く出版できて、広く、多くの人に読んでもらえます。ぜひ、今年も沢山の作品を e ブックランド にお寄せください。

 

最後に 皆さまの ますますのご健筆とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

 

                       マルチ出版社 e ブックランド

                        代表取締役社長 横山三四郎


作成:Sanshiro 2006.12.31 更新:2007.12.30

ブログとブックの違い

 

2006 年を振り返って、一番、印象に残る出版は「別れのときは 詠って書いて」(みさき遊亀著)だ。 Book IDの 60815 から、 06 年の8月 15 日、お盆の日に電子出版になったことが分かる。

 

もとはブログである。著者からまとめて出版できないだろうか、とメールがあった。

 

Yahoo Blog の著者のページを訪ねてみると、タイトルに「三途の川」とあった。もはやあの世への川を渡りつつあるということであるらしい。短文から俳句、短歌、さらには写真までがおびただしく掲載されている。その写真も1枚ではなく、1日に5枚も 10 枚も、である。それが毎日だ。

 

これを本にまとめる、ということはなかなか難しい。ブログはその日その日の気分次第でとりとめがない。太く、堅い芯のようなテーマがない限り、本にはならない。いま全盛のブログとブックの違いはそこにある。

 

しかしながらこれだけ膨大な日々のブログを書き続けるエネルギーには驚くべきものがある。これは並み人ではない。湧き出るこのエネルギーの源泉はどこにあるのか。おびただしい散文と詩歌、写真をかき分け眺めるうちに、それを見つけた。みさき遊亀さんに毎日毎日、ブログを書かせているのは、夫と死に別れた悲しみだった。

 

だから「三途の川」なのだ。追いかけて彼の川を彼岸にまで渡りたいと気が狂いそうなほどなのだった。テーマはあった。これならばブックにできるだろう。

 

タイトルは「別れのときは 詠って書いて」と決めた。一般に本の題名は出版社が決めるものだが、わたくしもそれに習って、今回はこれでゆきますとお伝えし、著者も同意してくれた。

 

テーマは決まったが、それは重く、深い。夫婦であり、その愛であり、人生であり、別れである。著者はそれを体全体で受けとめて、膨大なボリュームの文字と写真で様々に表現している。編集する編集者もまた難儀なことだった。著者の意図を超えるスケールの視座と構想をもたなければ著者が合点するものは作れない。 1 度、校正に渡した作品は著者の納得を得られなかった。

 

しかし3ヶ月も苦労しただけの作品になった。想いの丈を詠った短歌に、四季の草花の写真を添えて、これ以上はないレクイエム―鎮魂の本にまとまった。そしてお盆に間に合わせて出版することができた。

 

著者の確かな素養に裏打ちされた短歌がなければできないことだったが、それがあった。夫君が亡くなってから、あるいはそれ以前からの看病の日々も詩歌にしていた。著者の想いを散文にしたら、それこそ万巻の書でも間に合わないだろう。短歌というものはすばらしい日本の文字文化であると改めて思う。

 

「別れのときは 詠って書いて」が電子出版になってからも、ブログ「三途の川」は書き続けられた。ときどき訪れてみていたが、出版になってからブログは大きな変化をみせていった。激しい悲しみと苦しみの言葉に満ちていた文章は次第に穏やかなものになってゆき、ついには著者はブログを閉じようとしている。

 

書くこと、詠うこと、そこには何かセラピー効果があるようだ。

作成:Sanshiro 2006.12.05

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