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現代のハチ公物語


 イヌが人をかんだら普通のことだ。 しかし人がイヌをかんだらニュースになる。 まして人が人をかんだらタダゴトではない。

 そんなことが実際にあったのかどうか。

 eブックランドのe-Book登竜門Aにアップになった新作『かみつきハチ』(蓮さとこ著)には興味をそそられる話が書かれている。
http://www.e-bookland.net/gateway_a/details.aspx?bookid=CBJPEB150800100Z

 物語の舞台は渋谷である。渋谷といえば忠犬ハチ公で知られたところだが、その名前をもらって“かみつきハチ”と呼ばれた男がいたというのだ。

 なぜならば、男は人をかんだことがあったからである。それもなんと野良の愛犬を守るために!

 これはタダゴトではない、珍しい事件だと渋谷中の話題になって、男はハチ公の名前をもらい、“かみつきハチ”と呼ばれるようになった。

 あるようで、ないような、ないようで、ありそうな話だが、著者の蓮さとこさんの『かみつきハチ』を読むと、どうも実際にあったことのように思われてくる。奇想天外な物語だが、その描写と状況設定には妙なリアリティがある。まだよくは聞いていないが、蓮さんの口ぶりによると、まったくのフィクションではないらしい。

 絵もまた蓮さんの手になるものだ。これも淡くおぼろで、それがかえって想像力をかきたてられる。

 人生は奇なり。

 eブックランドに寄せられる自分史やノンフィクションを読むと、人生とは不思議なものだといつも思わされる。華やかな渋谷の底辺でおきたという、これまで誰にも知られることのなかった”かみつきハチ”とワンコの小さな愛情物語にますますその感を深くした。

 「大人の絵本」と著者がいうように、『かみつきハチ』は多くの絵をちりばめ、暖かなやさしい言葉で書かれて童話風だが、行間には濃厚な時が流れているように感じられる。奥行きの深い作品だ。

 平成版ハチ公物語はなかなかいい。この世の哀しみをメルヘンに仕立てあげた著者の力量に脱帽!



作成:Sanshiro 2005.08.27 更新:2005.09.08

世界への切符を逃す


サイトの世界サミットへの切符を逃したらしい。惜しかった。

WSA-JAPAN2005(2005年度国際連合情報社会世界サミット大賞)
http://www.wsis-award-japan.org/nominate.html
という長い名称のウエブサイトのコンペがある。日本での審査で最優秀に選ばれると、世界サミットへの出場権が与えられる。

勧める人がいて、eブックランドが「クリーン出版」を掲げてエントリーしたのはデジタルパブリッシング フェアへの出展準備に追われていた6月初めだった。まさかとは思っていたが、なんと最優秀サイトとしてノミネートされたという。

WSA-JAPAN2005は、e-Learningなど8部門で最優秀賞を選ぶことになっている。eブックランドは迷った末にe-Business部門に応募した。そこで最終ノミネートの5サイトの一つに選ばれたのだという。
http://www.wsis-award-japan.org/nominate_business.html

そのなかから最優秀賞に選ばれたのは「愛きもの」(http://www.i-kimono.com/)というアンティーク着物のオンラインショップ。

こうなると不思議なもので口惜しくなる。

「愛きもの」をけなすわけではないが、国連の世界サミットに出品されるサイトとして、なにも着物が選ばれなければならないということはないじゃないか.....と。これでは「フジヤマ ゲイシャ....」のセンスではないか、時代錯誤も甚だしい....と。

残念なのは、正直、秘かに期するところがなかったわけではないからでもある。温暖化の進む時代のわたくしたちの地球規模の課題は緑の保全だということで、パルプを使わないeブックランドは「クリーン出版」を挙げてエントリーした。

日本は緑がいっぱいあるから、草木のない世界は想像もつかない。しかしこんな国は世界では珍しいのである。

それなのに日本は消費する木材の80%以上を外国からの輸入に頼っていて、その最大用途は紙のためのパルプである。日本は熱帯雨林など世界の貴重な森林資源が失われる原因を作り出しており、日本人は知らず知らずのうちに世界の山々を裸にしているといってよい。

パルプを使わないeブックの利用が盛んになれば、森林資源の乱開発に歯止めをかけることができる。森がなくて国内で紙を作ることさえできず、子供たちの教科書のための紙さえない国々は、なおさら救われることになるだろう。

こうしたeブックランドこそは国際舞台に出場するにふさわしいのではないかと、また無念が募る。こんなパルプを使わない出版と読書の方法が可能になったことを、世界中に知ってもらういい機会になっただろうからだ。

もっともノミネートされるほど注目していただいたことだけでもありがたいことと感謝しなければならないことも確かだと思う。客観的にも、実際にもサイトはまだまだ発展途上だ。価値あるコンセプトのサイトであると認められたということだけでも良しとしなければ。

来年までにはさらに充実させてまた出てみよう。

作成:Sanshiro 2005.08.07 更新:2005.12.29

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