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戦争か平和か、増税か減税か

 カラスによれば、10月の総選挙は天下分け目の戦いだという。戦争か平和か、増税か減税かの戦いになるというのである。

 わたくしもそう思う。
 極東アジアはいま、極限の緊張をはらんでいる。頭の黒いカラスどもは、この雰囲気の中で総選挙をしかけてきた。この難局にある日本のかじ取りができるのは、俺たちしかいないといわんばかりだ。

 こういう選挙はよくよく考えて投票しなければなるまい。
 危険極まりない北の脅威に直接、さらされているのは日本だ。戦争に巻き込まれるかどうか―有権者の投票によって左右されるかもしれない。確かに重大な総選挙である。

 この局面に小池百合子都知事が「希望の党」を率いて参戦してきた。大変な決断だと思う。与党自民党の天下に政治生命さえ賭けての挑戦になる。

 いまのところ都知事としての任務があるとして自身の出馬については明言を避けているが、「希望の党」の党首ならば同党の立候補者はみな、出馬して頭の黒いカラスどもに一泡吹かせてほしいと願っていると思う。

 わたくしもミサイルをぶち込まれるかもしれない極限の状況だからこそ、小池都知事に国会に戻ってほしいと願うものの一人だ。
 そして第1党でなくても、中小政党の支持も得て政権を担い、戦争をしたくてうずうずしている頭の黒いカラスどもとは異なる国際政治を行ってもらいたい。日本に女性首相が誕生するだけで一触即発の極東アジアの情勢が変わるかもしれない。トランプ大統領とも丁々発止、上手にやり合うのではないか。

 都知事自身、総選挙での勝利がすなわち総理、総裁であり、首相であることを意識している。「希望の党」からの立候補者に安全保障に関して一致していることが条件だとしているのはこのためだ。小池都知事の支持者に多い無党派層にはやや難しく聞こえるかもしれないが、国政を担う選挙であるからにはうやむやにしておく訳にはいかないのだろう。

 総選挙の結果はわたくしたちのふところを直撃する。与党の勝利すれば消費税10%に引き上げられる。
 これにたいして「希望の党」は「消費税の引き上げは凍結」と宣言している。そして衆参両院の国会を1院制にするなど政治にかかるお金を節約するという明治維新以来の政治の機構改革を打ち出している。これには憲法を変えなければならない。おのために憲法改正を掲げているのであって、与党とは同じ憲法改正でも中味が違う。

 「希望の党」は日本の政治に巣くう既得権益をとことん排除し、それを地方行政のあり方にまで徹底しようとしている。
 財政的に行き詰まった日本を救い、国民を重税から助け出すためである。お国のためならなにをやっても構わないといわんばかりの国家主義の政治とはお別れの時がきた。
 まさしく天下分け目の総選挙である。


作成:Sanshiro 2017.10.02
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